■ガラツマオの滝  
パラオのネーチャートレッキングツアーで人気のポイント。スタート地点から約1時間のトレッキングの道中には、昔おこなわれていたボーキサイト運搬用トロッコのレール跡があったり、天然のウォータースライダー、川渡りなどがある。植物や鳥などの観察をしながらゆっくりトレッキングをお楽しみください。※ガラツマオの滝はミクロネシア最大。巾約25m、落差約23m。※ツアー内容は各サービスにより異なりますのでご確認ください。  
■ストーンモノリス・ストーンフェイス(謎の巨大石柱)  
バベルダオブ島北端のガラロン(アルコロン)州にあり、高さ2〜3メートルの石柱が規則的に並び、その周辺にストーンフェイスが点在する遺跡。石柱の形状から大きな建物の基礎柱との見方もあるが、本格的な調査が行なわれていないためにその年代など未だに多くの謎に包まれている悠久のロマンを感じられるところです。※ツアーについては各サービスにご確認ください。  
■ア・バイ(BAI)
伝統様式のバイはパラオに四棟あり、その内三棟がバベルダオブ島に在る。特にアイライのバイは築100年以上といわれている。その他アイミリーキとマルキョクに復元されたものがある。バイの外装や内装にはその地域の神話・伝説・守護神などが装飾されているのでその違いを見比べると面白い。
■旧朝日村(アルモノグイ)
アルモノグイ州(旧朝日村)は日本統治時代に多くの日本人が入植し開拓を行なったところ。パイナップル畑、椰子畑、果樹園、コーヒー畑、缶詰工場などがあった。現在も、アルモノグイ州政府と日本企業との提携によるパラオ・オーガニック・ファーム(POF)があり、パラオ国内向けの有機野菜栽培や、健康食品として人気のノニ栽培が行なわれている。また、大型船が通過するウエスト・パッセージ(西水道)がを一望できる高台には太平洋戦争の爪跡の砲台や戦闘機の残骸などもある。※POFノニジュースはお土産品としてパラオで販売されている。※アルモノグイ州は世界で始めて公式にオーガニック都市宣言をおこなった州。
■マルキョク(新首都)MELEKEOK STATE  
パラオの新首都としてコロールから2006年10月1日(パラオ独立記念日)に移転が完了した。アメリカのホワイトハウスを彷彿させる庁舎は大統領府をはじめ立法府、行政府、司法府の中枢機関が集約されている。台湾からの融資によって建設された。  
■ア・ケズ(KED)  

バベルダオブ島の海岸沿いに点在するテラス状の山でケヅと呼ばれている。アイミリーキ州のケヅは'94'95'96年の3度にわたり日本の調査グループが発掘調査を行った。その結果、発掘層(年代)により異なった文化が形成されていた事は判明した。出土した石器や土器の一部の炭素測定によると少なくとも約1500年前にはその場所で先住民が生活していたと考えられている。ケズの周囲にはストーンフェイスがあったりすることから何らかの宗教的なシンボルや一種のピラミッドという説もあるが未だに多くの謎に包まれている。

 
■まだまだあるバベルダオブ島の魅力
上記で紹介しきれない魅力がバベルダオブ島には溢れています。ガッパンの滝、ストーンフェイス、戦跡、そして手つかずの自然と素朴な人々との触れ合い等々。バベルダオブ島を巡る様々なツアーが企画、催行されているので各サービスにご確認ください。
■コロール島内観光:
コロール(旧首都)の市街地にある施設や名所、ショッピングを楽しむツアー。※コロールは2006年10月1日遷都によるマルキョクへの首都移転までの首都であり、日本統治時代には南洋庁が置かれていた。パラオの商業中心地で、主な宿泊施設や商業施設が集まっている。
●パラオ国際サンゴセンター:パラオのさんご礁や海洋生物の研究施設で水族館も併設されている。水族館ではパラオの立体模型や生物の水槽展示などがあり、パラオの海の成り立ちが良く分かる。HPはこちら(英語)
●国立博物館:パラオの伝統漁具や生物標本の展示の他、敷地内には復元された伝統様式のバイがある。HPはこちら(英語)
●エピソンミュージアム:第三代大統領ギラッケル・エピソン氏を記念して開設された私立博物館。パラオの伝統文化に関する貴重な展示が見られる。HPはこちら
●シニア・シチズンセンター:パラオ伝統文化の継承のためにパラオ老人会の人々が集まって、手工芸品の作成実演や作った手工芸品をお土産品として販売をしている。
●水産試験場(MMDC):パラオの海洋資源の養殖などを行なっている施設。ウミガメやシャコ貝の養殖が行なわれている。
●旧南洋庁支庁舎(裁判所):日本統治時代の南洋庁コロール支庁舎が裁判所として利用されている。その他、日本統治時代の史跡・戦跡がある。
●WCTCショッピングセンター:パラオ最大のショッピングセンターで1階には主に食料品や生活品のスーパーがあり、2階では衣料品、家電等の他パラオのお土産品も充実した売り場がある。
※ツアーはサービスによりコース等が異なりますのでご確認ください。
■コロールの交通手段※パラオには公共交通機関がないので下記の交通手段を参考に自分に合ったものを選んでください。
●シャトルバス:主要ホテルとコロール市街を結ぶシャトルバスBBIバスとNECOバスが運行されている。参加ツアーによってはバスのクーポン券が付いているものもあるので旅行代理店や現地ツアー会社にご確認ください。BBIバスの詳細はこちら。NECOバスの詳細はこちら
●タクシー:基本的に流しのタクシーは無いのでホテルやレストランで呼んでもらう事になります。また、パラオのタクシーには料金メーターがついていないので必ず事前に料金を確認してください。大体の相場についてはこちらを参考にしてください。
●レンタカー:30日以内の滞在なら日本の免許証で運転ができる(※右側通行なのでご注意ください。)空港やホテル、現地ツアー会社で手配してもらえる。
●レンタルバイク(サイクル):コロールの中心部、郵便局の隣にAICレンタルバイク店があり自転車のレンタルをしている。料金等は現地にてご確認ください。
■ぺリリュー島(PELELIU STATE)

ぺリリュ-島は太平洋戦争で日米合わせて2万人以上の犠牲者を出した戦史に残る激戦地であり、今でもその爪跡が島のあちこちに残っている。しかし、そんな側面ばかりではなく、のどかな自然に包まれた時の流れを忘れさせる島としても人気がある。中でも平和記念公園があるオムルール岬の磯は世界的にも有名な磯釣りのポイントとして釣り人を魅了し、ダイビングも上級者向けのポイントではあるがとてつもない大物との遭遇があるポイントとして人気が高い。時の流れを忘れさせてくれるぺリリュ-で島の人々とゆっくり交流を楽しむのもいいのでは…。

※ぺリリュ−島へはセスナの定期便や州政府が運行する定期船、又はツアー会社が催行するツアーで行ける。    ※ツアーについての詳細は旅行代理店又は現地ツアー会社にご確認ください。
■アンガウル島(ANGAUR STATE)  
パラオ最南端にある人口約200人程度の島は、自然豊かなまさに時の止まったようなのんびりとした島です。アンガウル島はドイツ統治時代より肥料原料になるリン鉱石の採掘がはじまり終戦後も約10年続き日本の戦後復興にも貢献した事でも知られています。またぺリリュー同様に太平洋戦争の傷跡が今も残っています。このアンガウルの貴重な自然保護と地域活性化を目的とした「アンガウル州立自然公園計画」が2001年NPO法人のOWSの提案によりアンガウル州政府と共に発足し、島民とOWSボランティアメンバーが協力して、2003年より「アンガウル州立自然公園(A・N・P)」として島全体を自然公園化するという試みが始まっている。ビジターセンター(廃校になった小学校を利用)ではアンガウルについての資料展示やネーチャーツアーの受付も行なっているのでアンガウルに行った場合にはまず訪れてみる事をおすすめします。※ネーチャーガイドによるネーチャーツアーはおすすめ。  
※アンガウルにはセスナの定期便や州政府が運行する定期船、又はツアー会社が催行するツアーで行ける。  
◆アンガウル州立自然公園についての詳細はこちら  
◆NPO法人OWSについての詳細はこちら
 
■ツアー手配・催行会社案内
●BEALU TOUR(ベラウツアー)
●IMPAC(インパック)
●NECO MARINE(ネコマリン)
●RITC(ロックアイランドツアーカンパニー)
●SARA(サラガイドサービス)
●SPLASH(スプラッシュネーチャーセンター)
   
   
 
   
aaccei.org