1945年8月15日。玉音放送によって第二次世界大戦の終結を告げられた日である。今日はその日から62回目の終戦記念日にあたる。

パラオでは多くの戦争の傷跡を見る事ができる。政治的な事を言うつもりはまったく無いのだが、パラオを訪れる皆さんにも、事実としてパラオのような楽園も戦火に巻き込まれたということを知っていて欲しいと思う。

パラオ美しい海に沈む戦闘機や熱帯植物の影にひっそりと眠る戦争の残骸などを目の当たりにすると、違和感を感じるが、現実感はなく風景として見過ごしてしまいそうになるのだが、それは紛れもなく現実であり、人、生物、植物の命(環境)を数多く奪い去ったのである。

今日も世界では大国の大儀の下で戦争や紛争が続いている。しかし、その戦争によって全く大儀に関係の無い人、生物、植物など全ての自然が巻き添えになっている現実を多くの人が知り、未来へ伝える事ができれば、それはきっと未来の地球やこども達にとって良い事になるのだと思います。

終戦の日に思う。2007/8/15

最後に一言「We are Sharing Nature」by Alii Times

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